ESGの要素を組み入れることでより良い投資判断が可能に

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ESGの要素を運用プロセスに組み入れることは、長期的にお客様のリスク調整後リターンを向上させる付加価値となり得る、と私たちは考えています。

投資先企業との建設的な対話

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私たちは、責任投資には時間をかけて投資先企業の行動を徐々に変化させる忍耐強いアプローチが必要であることを認識しています。私たちは、持続可能なビジネス慣行を採用する企業は、長期的に投資家の利益となる優れた価値を提供する可能性が高いと固く信じています。

排除よりも積極的な保有が望ましい

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私たちは、企業を投資対象から除外することは、その企業がESGリスクを克服できない場合や、エンゲージメント活動を継続しても効果が期待できないと考えられる場合の最後の手段として用いられるべきであると考えています。それよりも、エンゲージメント活動を通じて企業の行動に変化を求める方が、現実の世界に良い影響を与える可能性が高い、と考えています。

お客様への透明性が重要

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私たちは、ESG活動において何を重視し、どういった影響を与えることができたのかを透明性を持ってお伝えすることが、ESG活動の優先順位と影響力をお客様に理解していただくことにつながると考えています。

アクティブ・オーナーシップ

私たちの責任投資アプローチは、長期的なリスク軽減と株主価値向上のためのアクティブ・オーナーシップ活動と深く連携しています。アクティブ・オーナーとして、私たちは現地市場におけるプレゼンスと専門性を活用し、投資先企業との長期的かつ協力的な関係を育み、理解を深め、ESGのリスクや機会を含む重要課題に取り組みます。私たちは、エンゲージメントと議決権行使をアクティブ・オーナーシップの重要な推進力として考えています。

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出所:
Eastspring Investment (Singapore) Limited’s proxy voting record for calendar year 2023.

ESGインテグレーション(統合)

イーストスプリング・インベストメンツでは、投資担当のプロフェッショナルは、投資の意思決定プロセスに重大な影響を与えると考えられるすべての要因を取り入れる責任を負っています。ESGインテグレーションは、私たちの投資分析プロセスにおいて不可欠な要素です。私たちのESGインテグレーションのガイドラインには、マテリアリティ(重要課題)の特定とアクティブ・オーナーシップ(積極的株主行動)に重点を置くことが含まれています。

上場企業・法人

私たちは、重要なESGリスクと機会を特定し、その評価と監視を継続していきます。運用チームは企業価値や財務基盤、事業の継続性に重大な影響を与えるESG課題を、投資分析、投資決定、保有銘柄のアクティブモニタリングの中で評価します。ESGインテグレーションプロセスを通じて、運用チームは、企業が直面しているESGリスクと機会、さらにそれに対する経営陣の対応について分析過程で得た情報に基づいた総合的な評価を行います。

クォンツ戦略

ESGは、当社のリサーチプログラムの正式な流れとして組み込まれており、利用可能な過去のデータを用いて、ESGの重要課題に関連するものを含むアルファシグナルについて重要な調査を実施しています。私たちは、運用戦略のリターンを向上させるESGアルファ・ファクターと、戦略のリスクを軽減させるESGリスク・ファクターの特定と検証を行います。

プライベート・アセット

ESG要素は、投資候補を検討する際のデューデリジェンスや、投資案件の組成から売却までの各段階において評価されます。投資リターンの最大化を目指すことはオルタナティブ資産運用チームの受託者責任であり、ESG要素はその目的に不可欠なものです。運用チームは、ESGのベストプラクティスを推進し、重要なESG問題に対処するため、投資後、投資終了までのESGリスクを管理・監視するために、原資産の運用会社と連携しています。