「お客様本位の業務運営」について
イーストスプリング・インベストメンツ株式会社(以下「当社」といいます。)は、175年以上の歴史を有する保険会社、英国プルーデンシャル社の資産運用部門であるイーストスプリング・グループの日本拠点として、様々な資産運用サービスを日本のお客様に提供しています。
当社では、パーパス(会社としての存在意義)として以下の2つの言葉を掲げています。1つ目は、
Experts in Asia.
この言葉には2つの意味を込めています。
「アジア投資のエキスパートであること」、そして「アジアを拠点とするグローバル投資のエキスパートであること」です。そして2つ目は、
Invested in Your Future.
これは、「これまでもこれからも、人々の未来に貢献することが私たちに託された使命である」を意としています。
このパーパスの下で、当社が、そして社員ひとり一人が、お客様のために何ができるかを常に考え、行動することを心掛けています。
さらに当社では、パーパスを具現化したグループ共通のバリューとして、次の5つの言葉を掲げ、その共通の価値観に沿った業務運営を目指しています。
- AMBITIOUS(道を切り拓こう):私たちは、お互いに切磋琢磨して高みを目指します。そのためには、常にチームワークと、正しい行動を実践することを忘れません。
- CURIOUS(耳を傾け学ぼう):世界はこれまでにないスピードで変化しています。私たちは謙虚に耳を傾け、問いかけをし、学び続けます。
- EMPATHETIC(対話から始めよう):私たちはお客様に対しても、共に働く同僚に対しても、常に相手の立場を理解し、相手の立場に立って行動します。
- COURAGEOUS(正しいことを追求しよう):私たちは積極的に正しい行動をとり、そのために社員一丸となって取り組みます。
- NIMBLE(変化に対応しよう):時代は、より素早い、柔軟な対応を求めています。私たちは試行錯誤を繰り返し前進していきます。
当社は、投資信託や投資一任契約を通じて、お客様の長期的に安定した資産形成に貢献するために、全役職員一丸となって「お客様本位の業務運営」の更なる徹底および定着に取り組みます。
方針1 お客様の最善の利益の追求
当社は、お客様に誠実・公正・忠実に業務を行い、お客様にとって最善の利益を追求してまいります。その為にまず、目指すべき業務運営実践の基礎となる企業文化と高い職業倫理の共有を最も重要な経営課題として位置付けます。
方針2 利益相反の適切な管理
当社は、お客様の利益を優先し、お客様の利益を害することがないよう業務を遂行します。そのため、利益相反管理に係る基本原則及び、利益相反の可能性のある事例の特定やその対処方法などを明確にした「利益相反管理規程」を定めるとともに、同規程等を定期的に見直すことによって、実効性のある、適切な管理体制を構築していきます。
方針3 手数料等の明確化
当社が提供する投資信託商品については、お客様が負担される手数料その他の費用の詳細を、目論見書や販売用資料等において開示します。当該手数料等がどのようなサービスの対価に関するものかを含め、お客様にとって分かりやすいような開示に努めます。
方針4 重要な情報の分かりやすい提供
当社は、お客様に、当社の運用する商品や戦略を正しく理解していただけるよう、重要な事項に関する適切な開示に努めます。また、お客様のニーズに合わせた、より付加価値の高いサービスや情報の提供を目指します。
方針5 お客様にふさわしいサービスの提供
当社は、資産運用のプロフェッショナルとして、高度な専門性と豊富な知見を活用し、お客様の長期的な資産形成に貢献するための運用商品を提供します。また、お客様からお預かりした資産に関する運用リスク管理と適切なモニタリングを通じて、運用商品の品質の維持と向上に努めます。
販売会社が当社の提供する金融商品・サービスの販売・推奨等を行う際には、お客様の資産状況、取引経験、知識および投資目的・ニーズを十分に把握し、適切な提案を行うよう販売会社に要請します。また、機関投資家のお客様に対しても、お客様の投資方針や資産運用ニーズを十分に把握した上で、適切な運用戦略の提案を行います。
なお、当社では直接個人のお客様に対して金融商品・サービスの販売・推奨等は行っておりません。
方針6 役職員に対する適切な動機づけの枠組み等
当社は、お客様本位の業務運営を行うため、投資運用業に係る意思決定プロセスを明確にし、適切なガバナンス体制を整備します。
コンプライアンス・マニュアル、利益相反管理規程を始めとする社内規程について適宜見直しを行い、法令等遵守及び内部管理に係る方針・社内体制を整備します。
ご参考)当社の取組みについては、以下のページもご覧ください。